2008年9月15日 (月)

「四十七人目の男(下)」 スティーブン・ハンター

道場で剣の修行をするスワガー。
この本を読むまでは、こんなこと想像すらできませんでした。
今までは、スワガー = スナイパー でしたから。

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著者:スティーヴン・ハンター
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大鎌を揮い草木を切っていたことを思い出しながら、厳しい修行に耐えるスワガー。
一方で事件の首謀者が明らかになり、スワガーは刀を取り戻しに向かう。

「討ち入り」をモチーフにした最後の戦い。
スワガー連合軍の四十七人が、敵のアジトに討ち入ります。

そして、近藤 勇との最後の戦いへ。
ベトナムの英雄の凄腕スナイパーが、幼いころから武道を学んできた男に勝てるのか。
結論から言うと、さすがスワガーといったところです。
状況を冷静に分析し罠を仕掛け、切り札は最後にとっておくのがスワガー流。
でも今回はかなり痛かったに違いない。

さて、定年を迎えた後に、地球の裏側の国で大立ち回りを演じたほどのスワガーですが、今後は無事に隠居してしまうのでしょうかね。

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2008年9月10日 (水)

「四十七人目の男(上)」 スティーブン・ハンター

久しぶりのS・ハンター。

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著者:スティーヴン・ハンター
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ヴェトナムの英雄、ボブ・リー・スワガー。
彼のもとに日本の退役自衛官「矢野」が訪ねてくる。
互いの父親が硫黄島で戦ったという過去をもつ二人。
矢野の父親が所持していた刀を手にしたスワガーは、なんと日本へ。

まさかとは思ったのですが、イメージは、「キル・ビル」

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ユマ・サーマンがカッコよく斬りまくってました。

(期待通りに)事件に巻き込まれ、全力を挙げて決着をつけようとするスワガー。
セミリタイアしている上に、かなりの収入もあるので、いくら家族や周囲の人々が忠告しても無駄です。
偽名で来日したスワガーは、秘密で自衛隊からの情報提供を受けつつ、日本のヤクザとの対決に備えます。
そのすべての源は、スワガーが持ってきた一振りの刀。

ますます「キル・ビル」っぽくなってきました。
今回は銃器類の登場は無いのでしょうか。
下巻でのスワガーの活躍に期待です。

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2006年10月22日 (日)

「ダーティホワイトボーイズ」 スティーブン・ハンター

先日、スティーブン・ハンターの「狩りのとき」を読み終えましたが、ちょっと気になっていたこの作品を探して読んでみました。

ダーティホワイトボーイズ Book ダーティホワイトボーイズ

著者:スティーヴン ハンター
販売元:扶桑社
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生まれながらの犯罪者ラマーが刑務所を脱獄。
この男、最初は根っからの極悪人というイメージでしたが、銃を手に入れるため家を襲ったステップフォード夫妻を最終的には殺さなかったこと、また、ルータ-ベイスの農場で仕事をしたり、話をしているところあたりからイメージが変わってきました。
男として一本筋の通ったところがある、こんな生き方も悪くないかも…と思えてきたりします。
対するハイウェイパトロールマン、バド・ピューティは真面目に仕事をこなし、自慢の家族も持っていますが、同僚の妻と不倫関係にあり、いつまでも区切りをつけることができない自分に苛々しているという感じです。
この二人の対決を軸として物語は進んでいきます。

弾丸の装弾数を重視し、接近戦では銃身を短くした散弾銃を用いる、等々あいかわらず銃器の描写は精密で実用的です。
大藪小説とモデルガンで鍛えたので、読んでいると頭の中に映像が浮かびますから、非常によく理解できてうれしい限りです。
一方で、この銃器が社会にもたらす悪い影響についても理解しておかなければなりませんね。

スワガー一家とのかかわり合いについては、ほんの少し(しかも過去の出来事として)書かれていたのみで、これは少々拍子抜けでした。

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2006年10月 3日 (火)

「狩りのとき(下)」 スティーブン・ハンター

上巻「狩りのとき(上)」を読んでから続きが気になってしまって…。
出張の際に探して入手しました。

狩りのとき〈下〉 Book 狩りのとき〈下〉

著者:スティーヴン ハンター
販売元:扶桑社
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プロローグの謎が解け、そこから新たな物語が始まる。
スワガーとその家族を狙うロシア人スナイパー。
CIA次官も交えて、それを阻止しようとするスワガー。
上巻に登場した、ダニー、トリッグ等もかかわっていた真実が明らかになる。

あいかわらずの銃器関係の描写は読み応えがあってうれしい限りです。
このへんはほんとに、昔読んだ大藪春彦先生を思い出してしまいます。

そして、ロシア人スナイパーとの雪山での死闘。
明らかになる謎、そしてさらなる謎が解ける。

久しぶりにS・ハンターを読みましたが、やっぱり男の小説は良いです。
そのうちにまたこのシリーズを読みたいですね。満足です。

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2006年9月23日 (土)

「狩りのとき(上)」 スティーブン・ハンター

何か面白い本は無いかと探していた時に、G社のK君からスティーブン・ハンターの本を薦めてもらったのはいつのことだったでしょうか。
基本的にカタカナの名前がまぎらわしいので海外物は避けていたのですが、伝説の狙撃手の話と聞いて興味が湧いてきたのを憶えています。

狩りのとき〈上〉 Book 狩りのとき〈上〉

著者:スティーヴン ハンター
販売元:扶桑社
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このシリーズは、読む順番が重要とのことで、最初に読んだのがこれです。

極大射程〈上巻〉 Book 極大射程〈上巻〉

著者:スティーヴン ハンター
販売元:新潮社
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極大射程〈下巻〉 Book 極大射程〈下巻〉

著者:スティーヴン ハンター
販売元:新潮社
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ここに書かれている銃器や射撃の描写がほぼ理解できて、また、なんとなく懐かしく感じてしまうのは過去に大藪春彦氏の本を読んできたからでしょうか。
ストーリーについても上下2冊の大作のわりには意外とスムーズに読みきってしまいました。

順番からいくと、
「極大射程」→「ダーティホワイトボーイズ」→「ブラックライト」→「狩りのとき」
としなくてはいけないらしいのですが…。
ところが、いつもの書店にスティーブン・ハンターのシリーズが無い。
出張の時に探してみると、やっと「狩りのとき」が見つかりました。
やむなく、「ダーティ…」「ブラック…」をとばして「狩りのとき」を入手してしまいました。

プロローグからいきなりボブ・リー・スワガーの危機?
物語はベトナムでスワガーの部下となるダニー・フェンの話から。
ダニーが再びベトナムに送られ、スワガーとコンビを組み戦う。
ソ連の狙撃手との死闘の後で…。

後編が読みたい!あのとき下巻も買っておけば良かった。
次の機会には必ず手に入れるつもりです。

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