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2009年7月23日 (木)

「片眼の猿」 道尾秀介

前に読んだ「向日葵の咲かない夏」については、ちょっと複雑な感じを持っていたので、この本を手に取るまでは少々迷いました。

片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2) Book 片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)

著者:道尾 秀介
販売元:新潮社
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盗聴を専門とした探偵、三梨。
ふとしたことで仲間に入れたのは、探偵事務所に勤めていた冬絵。
調査中に起きる殺人。

今回は普通の人が登場するだろうと期待していたのですが…。
同じアパートの住人たちも含めて、どうやら普通とは言い難いようです。

殺人事件まで起きてしまった、この件に深入りは無用か。
冬絵に対してのちょっとした疑惑も湧いてきて…。

なぜ、こんなに個性の強い人たちが集まっているのか。
冬絵は明らかに怪しい、昔の恋人?とも関わっているのか。

結局、この仕事は辞退することになる。
冬絵の過去も知る、三梨は利用されていただけなのか。

最後にすべての謎が解ける。

「なるほどね」こういう事だったのか。
ちょっと前に「オルファトグラム」を読んだ私には、このトリックは良く効きました。

「向日葵の咲かない夏」も、この作品も、映画化には向かない秀作です。

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