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2008年10月23日 (木)

「館島」 東川篤哉

天才建築家の怪死から半年、異形の館で連続殺人が始まった。
これは十角館?中村青司なのか。
でも、よく見てみると作者も違うし…。

館島 (創元推理文庫 (Mひ4-1)) Book 館島 (創元推理文庫 (Mひ4-1))

著者:東川 篤哉
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瀬戸内海の小さな島にある六角形の建物。
その中の螺旋階段で、この建物を造った天才建築家が倒れていた。
死因は転落死かと思われたが、墜落死であるという。
しかし、その墜落現場が見つからない。
そして半年後、その館に再び関係者が集まった。

どうやら若手刑事と女探偵が事件の解決にあたるらしい。
しかし、行動や会話が軽率で、ちょっとした違和感が残ります。

屋上で起きた殺人事件。
とりあえずは容疑者は監禁したものの、嵐のため警察が島に来ることができない。
刑事と探偵が事件の解明にあたるが、事件の糸口は掴めず。

ミステリーにはよくある設定、嵐の孤島です。
そして時代も1980年代、携帯電話やパソコンのある現代では昔ながらのミステリーは難しいのでしょう。

そして起きる第二の殺人、監禁していた容疑者には実行不可能。
全員が疑心暗鬼になり、各自個室に籠ることになる。
探偵の推理にて明らかになる犯人。
驚くべき動機、そして館の秘密。

館の構造(仕掛け)は、略図を見た時に想像がついてしまいました。
あの略図と螺旋階段を見ればだいたい解ってしまうのでは…。
この小説は、ユーモアミステリというらしいですが、このユーモア?の部分がいまひとつ理解不能でした。
小説自体は十分に楽しめたのですが…。
館の仕掛けについても面白いものでしたが、自動ドアも付いているのに、なぜあんなことになってしまうのか。
不測の事態を防止するような装置がついていても良いと思いますが…。
それにしても、自分の作りたいように建物を造れるということ、憧れますね。

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