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2008年9月25日 (木)

「仮面山荘殺人事件」 東野圭吾

外部との連絡を絶たれた山荘。
古典的な設定ですが、やっぱり面白い。

仮面山荘殺人事件 (講談社文庫) Book 仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

著者:東野 圭吾
販売元:講談社
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久しぶりの東野作品です。
厚さも出張時に読むには最適か。

婚約者を交通事故で亡くした樫間高之。
亡き婚約者の家族の別荘で数日間の避暑を楽しむこととなる。
8人の男女が集まるこの別荘に逃亡中の銀行強盗が…。

ミステリーでは王道の設定です。
でも、考えてみると、どこでも携帯電話が使えるようになった現代では、もはやミステリーの舞台は存在しなくなってしまいます。
今後、この分野はどのように発展していくのでしょうか。
携帯を使った新たな設定か、それとも、携帯が登場する前の時代設定でいくのでしょうか。

銃器を持つ犯人に監禁される人々。
最初は何とか脱出を試みていたのだが、その中で、犯人達とは無関係の殺人が起きる。
どうも、3か月前の婚約者の死と関係しているらしい。
時間が経つにつれ、強盗犯に監禁されている状態よりも、互いに疑心暗鬼になる状態の方が苦痛となっていく7人の男女。
潜伏先で事件に遭遇した強盗犯も、興味本位からか犯人探しに加わっていく。

ミステリーを読んでいるのだから、いろいろな可能性を考えながら読んでいきます。
事故で死んだ婚約者も、別荘で殺されたものも、誰からも恨まれるような人間ではなかったことから、いろいろな推測がなされます。
小説の長さも適当だったこともあり、途中からページを繰る手が止まりませんでした。
まあ、エンディングのような選択肢も頭の中にはあるにはあったのですが…。
「まさかこんなことになっているとは」というのが感想です。
ミステリーはいいですね。

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