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2006年8月27日 (日)

「刀と首取り 戦国合戦異説」 鈴木真哉

刀と首取り―戦国合戦異説 Book 刀と首取り―戦国合戦異説

著者:鈴木 真哉
販売元:平凡社
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「日本刀への幻想を振り払い、戦国合戦の実情が浮かび上がる」
「日本人は白兵戦を嫌い、「飛び道具」志向であった」
などとは書いてありますが、これは日本人に限ったことではありません。
戦場においては、甲冑を相手に刀を振るうよりも、遠距離から攻撃でき、威力の大きい鉄砲や弓矢や槍を主に使うのは理にかなっていることです。
ただし、日常であれば常に携帯しておける刀が主武器となります。
(戦場と違い甲冑を着けている人もいないだろうし)
介者剣法と素肌剣法の違いですね。

この本を読んで自分なりに確信したことがありました。
・一般の人はチャンバラや剣道の試合を見て、「実際の戦いもこうだ」と勘違いしている。
・剣道はスポーツであり、剣術とは違う。
・甲冑を着けている相手に対して、刀(斬撃)は無力に近い。むしろ打撃が有効。
・現存している刀は、ほとんどが武器ではなく美術品といっても良いのでは…。
・刀は精神的な拠り所のような側面も持っている。
・槍は切ったり突いたりもするが、打撃に使うことも多い。

著者の主題とは少々違うかもしれませんが、実戦においての刀や槍について学ぶべき事柄がありました。

TV等でも、いわゆるチャンバラとは違う本当の戦いを見たいものです。
(相当に地味で残酷なものになってしまう恐れがありますね)

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